筑後平野の南西部に位置する三潴町では、毎年秋になるとたくさんの稲穂で黄金色に染まります。主な品種として「ヒノヒカリ」、「ヒヨクモチ」、「夢一献」などを生産しており、なかでも酒米である夢一献は福岡県内主要生産地です。
三潴町では麦の栽培も盛んに行われ、品種として「イチバンボシ」、「はるしずく」、「シロガネコムギ」が生産されています。
米、麦と並んで、三潴町で多く生産されているのが大豆です。
主な品種として「フクユタカ」が生産されています。
三潴町は全国有数・福岡県内では唯一のハトムギ生産地です。
昭和55年転作作物として作付を開始しており、地域水田農業ビジョンにおける最重点振興作物に位置づけられました。
「はとむぎ珈琲」や「はとむぎ茶(ティーバッグタイプ)」、「ほとめき茶(久留米はとむぎ茶)キラリ久留米」、「ハト麦入り米味噌」などさまざまな加工品を開発・販売しています。
三潴町ではいちご「博多あまおう」の栽培が盛んに行われており、今後更に生産指導の強化に努め、三潴産のいちごをより多くの消費者にお届けできるようシェア拡大を目指します。
三潴町では一般的なたまねぎの他にも、「甘玉」というたまねぎの栽培を進めています。
「甘玉」は辛味が少なく、サラダやマリネなどに向いている品種です。茹でたり、炒めたりせずに、生野菜として食されることをお勧め致します。